ベランダにて成長を続けるカポック。

毎年夏になるとそのスピードは一気に加速する。

その根が更なる土や水を追い求め

コンクリートの上を這う姿を見ると、

何とも逞しく思える。

それにしても太陽からの光と水をあげれば、

二酸化炭素はどこにいてもあるのだから、

すくすく発育できる植物の光合成のシステムは

本当に良くできていると思った。

ただ、それは肥料や害虫駆除など細かな気配りを

必要としないカポックならではかもしれないが。

さて、夏になるとうちで需要が増えるのが炭酸水。

癖になるのがのど越しの爽快感。

またビールと違って昼間から飲めるのが良い。

そしてこの炭酸水、他にも胃と腸の蠕動運動を促進し

食欲増進や便秘改善の効果もあるという。

更に、飲むだけでなく、皮膚に触れることでも

そこから体内に二酸化炭素が吸収され血管拡張作用による

疲労回復効果もあるとのこと。

島田の蓬莱の湯の炭酸泉がそうだ。

湯温自体は低いのに、体全体がぽかぽかして

疲れがすっと取れるのは

私だけではないのではないでしょうか。

今後私の体が進化し、皮膚から炭酸水だけでなく

炭酸ガスも取り込めるようになったら

地球温暖化に貢献しながら疲労回復もできて

良いのだが。

そんな都合の良い進化は、生まれ変わって

植物にならない限り叶わないのでしょう。