もしあの時に時計の針を戻せるのなら、
と考えたことは皆さんはありませんか。
そんな時にお勧めするのが
お盆休みに読もうと楽しみに
取って置いた本です。
ある時刻になると出現する、
空に漂う黒いオーロラ。
それは時空の裂け目で、
そこに飛び込むと
10か月前にタイムスリップ(リピート)してしまう。
しかしリピートしても記憶はそのまま残っているので、
それを利用してもう一度人生をやり直そうとした10人の話。
著者は静大理学部数学科出身で、
特にストーリーの時系列の扱いが巧妙で
左脳を使って推理しながら読んでいく楽しさがあった。
地元菊川に行ってきた。
帰省している小学校からの友人が集まるからだ。
このメンバーで集まるのは実に4年ぶり。
居酒屋も4年前と同じで
席も角の同じ場所。
何だか10か月どころか
4年前にリピートした気分だ。
楽しい時間を
過ごせた。
楽し過ぎて、つい飲み過ぎてしまったようだ。
頭痛がし、気分不良で途中から後悔。
自制が足りなかった。
この反省を胸にもう一度、今日の開始時にリピートできれば…
しかし、楽しさ相まって
結局お酒もリピートしてしまうのだろう、
などと考えながら帰宅の途に就いた。