止めれるものなら歯軋りしたくない… エビデンスブログ

歯は消耗品です

と敢えて強張して説明させてもらう時がある。

 

歯は顎骨の中で作られると

歯の表面からエナメル芽細胞や象牙芽細胞など

歯を作っていた細胞はいなくなるので

内側は別として表面には二度と歯は作られなくなる。

その為表面が傷付くと

修復治療は出来るが再生させるのは不可能なのが現状。

 

出来ることなら美味しく食事をする為に

また口元の見た目を保つ為に

限られた歯を自分でコントロールして

大事に使っていければいいのだが

そこに大きな障壁がある。

前回から続く、歯軋りだ。

 

Bruxism is mainly regulated centrally, not peripherally.

によると、歯軋りは中枢性に起きるとある。

言い換えると末梢、代表的なものとして歯並びや顎の骨格の形など

形態学的なものは主原因ではなく

睡眠や脳のドーパミンが強く関与していることが分かってきている。

更にストレスなど心理面も関与しているので

例えば、歯並びを矯正治療によって整えれば

歯軋りしなくなる、といった具合にはならないから難しい。

中枢神経をコントロールするという

壮大なアプローチが必要だ。

 

歯軋りそのものを無くそうとするよりも

歯軋りはしている前提で、症状を発症させない様に

対症療法を考えていくこと優先されるようだ。

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