皆さんこんにちは。
今までヒポクロの適正濃度を考える為に、数回に渡り、
ヒポクロの作用(抗菌作用と組織溶解作用)と
副作用(細胞毒性)の観点から、
いくつかのヒントとなる論文を見てきましたが、
加えて、歯内療法で世界をリードしている
アメリカのペンシルヴァニア大学の使用濃度(2.5%)も参考にし、
当院が最小の濃度で最大の効果を上げる為に出した結論は、
2.5%という濃度を用いることです。
但し、科学は日進月歩していますので、
常に最新の情報を入手し、それらを吟味しながら、
患者様にとって最善の医療を提供出来る様に
努めていきたいと思います。