顎関節症は歯ぎしりや咬み合わせだけでなく
様々な因子が関与している可能性が言われている。
その中には歯とは関係がない
もっと言えば肉体と関係が無いものもある。
心理・社会的因子(専門的にはⅡ軸)だ。
顎関節症患者には身体化障害やうつ傾向があることが
下記の文献を始め、多く報告されている。
Reliability, validity, and clinical utility of the research diagnostic criteria for Temporomandibular Disorders Axis II Scales: depression, non-specific physical symptoms, and graded chronic pain.
ストレス社会と言われて久しいが
日々のストレスを出来るだけ抑え
更に心にプラスとなることを習慣化していくことも
顎関節症の改善に時に有効になる。
しかし、歯軋りコントロールや咬み合わせの改善同様
現実的には100%の解決は難しいことではある。