今月の丸山塾では
「MUOS medically unexplained oral symptoms」
歯の痛み、咬み合わせの違和感等歯科疾患由来と思わせる
症状が認められるものの、原因となる疾患が見出せない病
についてディスカッションを行いました。
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歯科を受診される患者さんが訴える痛みの主な原因には
虫歯・歯周病・顎関節症・外傷が挙げられますが
それらでは説明が困難なものとしてMUOSがあり
身体表現性障害等心因性のものや未知の疾患が疑われる
場合があります。
この病気は教科書的な対処法があるものばかりではなく
完治に時間を要することも少なくありませんが
他科との連携により治療効果を上げている臨床例も多くあります。
患者さんの苦しみを真摯に受け止めながら
病には視野を広げて向き合うことの大切さを学びました。