今月の丸山塾では、顎関節症治療の
ガイドライン改訂に伴う実際の対応についてです。
欧米のガイドライン改訂に伴い日本でも新診断基準が策定され
その中で新しくⅡ軸(心理、精神社会面)からのアプローチが重要視されるようになり
丸山塾でも議論しました。
心理、精神社会面 馴染み深いものにストレスがあります。
ストレスを受けるとストレス反応として
口腔領域では歯ぎしりの頻度が高まり、顎関節への
負荷が増大します。
その為、ストレスを排除していくことも顎関節症に有効な対応ですが
現実的には難しいケースが多いのではないでしょうか。
ストレスとなっているものの中には
その人の日常生活の中に根差した切っても切り離せないものもあります。
患者さんに寄り添いながらそこにどう向き合うべきか
難しい問題でしたが、考えを深めることが出来ました。