実家にて

身近にいる人でも、ふとした時に

普段見ない一面を見て驚くことがある。

 

今日は菊川の実家に行ってきましたが

昨年亡くなった祖母にもそんな一面を見ました。

 

祖母は学生の時書道部に入っていたことは

生前聞いていましたが、実際に書いている姿を

見たことがなく、習字と書道の違いも分からない私は

てっきり小学校の習字の授業のようなことを

していたのかなと、勝手に考えていました。

その後、押入れの中に眠っていた

祖母が書いた掛け軸を父が見つけ

表具店で綺麗に修理してもらった物が

壁に大切に掛けてありました。

 

「居身百尺楼上放眼萬巻書中」

百尺(マンションなら10階位か)

もある高い楼上にて多くの書を見るのが

とても愉快である。

といった意味でしょうか。

 

書道に邁進する祖母の姿が心に浮かびました。

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