先日、テレビでウナギの生態について初めて知り
とても驚きました。
美味しい国産物のウナギですが、
それらはなんと全てグアム沖で卵が孵化し
日本まで泳いできていたとのことです。
スーパーでも年中見かける身近な物ですが
まだまだ知らないことが多いです。
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さて、今回は根管充填した抜去歯の根管封鎖性に
EDTAによる根管洗浄(スメアー層の除去)が与える効果を、細菌浸透試験を用いて調べています。
22本の単根抜去歯の根管洗浄時に
15%のEDTACを用いた群を、コントロールに
生理食塩水を用いた群で比較しています。
根管充填は側方加圧で行い、細菌にはStreptococcus mutansを用い
10日間浸透させています。
The effect of ethylenediaminetetraacetic acid on the apical sealing of root canal fillings was studied in vitro and compared with a control solution of distilled water. The teeth were filled using lateral condensation of gutta-percha and Diaket A, and the apical seal was evaluated by (a) a bacterial penetration and viability analysis and (b) a scanning electronic microscopic study of the microorganisms found in the root canals and on the dentinal walls.
Statistical analysis, using Fischer’s exact probability test, showed no significant difference between the control and experimental groups.
Bが生理食塩水で洗浄したコントロール群の細菌です。
どちらも細菌が観察されています。
つまり
EDTAによってスメアー層を除去した群とそうでない群とで
根充後の根管封鎖性に有意差は認められなかったとのことです。
EDTAを使用しないことが、根管治療の失敗に直接繋がる
ということはこの文献からは言えないようです。
引用文献
Fernando Goldberg, Enrique J. Massone,Susana A. Piovano
Analysis of the effect of ethylenediaminetetraacetic acid on the apical seal of root canal fillings
J Endod 1985;11(12):544-547